親子 [小さな決意]
世の中には 変えられるものと 変えられないものがある
変えられないものは、そのままそっとしておくか、受け入れるか、ということになる。
無関係でいられないものは受け入れるしかない。
子供に対する親、親にとっての子供もそのひとつ。
かんしん [今日の自戒]
甘心 - それでいいと思うこと。心から納得すること。得心。
”それはかんしんしないな”と言うときは、”甘心しない”=それでは納得いかない、の意味だと思います。
間違って使っている人もいるのではないでしょうか。
甘心はしても、歓心を買うことはあまりしたくないですね。
流れ [疑問]
澎湃 - 気運が巻き起こる。勢いが盛んなこと。逆巻くような流れ。
世情について、澎湃たる気運が盛り上がる、というようなことはまず耳にしないですね。
かといって平穏な世の中でもないのに。
よどみなく滔々と流れゆきたいものです。自分だけはね・・・
コンバージョン [できないこと]
回心 - 悔い改めること。新たに深く信仰すること。
反省することはできても、悔い改めることはむずかしい。
それまでの自分を否定したくないという気持ちがどうしても捨てきれない。
でもそれでいいのではないか。捨てられるほどに納得できたとき、本当に回心(コンバージョン)するのだと思う。
希望 [ちいさな悟り]
願わくは 花の下にて春死なむ その如月の望月のころ 西行
ほぼこの句のとおりの時期に亡くなったそうですが、どうしてこういう句を詠んだのか。
(病気などで)死を覚悟して詠んだ句ではないそうです。
でも「春」「花」「死」「月」には、それらを貫く共通のイメージがひとつあるような気がします。
シチュー [好きな言葉]
涵養 - 無理をせずにゆっくりと育成していくこと
地表の水が土の中にじわじわとしみ込んでいくこと。人徳を涵養する。
料理でいうと、焦がさないように、じっくりコトコトと煮込んでシチューを作るような感じでしょうか。
丹精込めて育まれたものや人は”おいしく”なること請け合いですよね。
浄化 [好きな言葉]
カタルシス - 清澄にすること、穢れを祓うこと、不純物を排泄すること、浄化
日々の「浄化」なくしては生きていけない。少なくともそれなくしては消耗していく。
老化とは無関係に社会生活は遺伝子を傷つけていく。
何にカタルシスを求めるか、何によってカタルシスを得られるか。
カタルシスを与えることによって、自らもそれを得られるのがいいかもしれない。
器用貧乏 [ドンマイ]
何でも来いに名人なし
専門家や職人のように、一芸に秀でるほうが生きていきやすいのは世の常かもしれない。
器用貧乏というように、半端に器用だとかえって損をするのも世の常なのかもしれない。
だけど、通り一遍のことは何でもそつなくこなすことができるのも立派な特技だと思う。
機械化やシステム化がもっともっと進むと専門家や職人はだんだん要らなくなるから。