立ち止まる [ちいさな悟り]
未来とは遠くにぼんやり見えるもの。
過去とは碑となってじっと立っているもの。
そして現在は瞬く間に過ぎ去るもの。
時間はどんどん加速していく。その勢いに足が竦みそうになる。
だけど、立ち止まって周りを見よう。ぐるっと見回してみよう。
世界の中心は自分だろう。世界は自分中心に動いているだろう。
希望 [ちいさな悟り]
願わくは 花の下にて春死なむ その如月の望月のころ 西行
ほぼこの句のとおりの時期に亡くなったそうですが、どうしてこういう句を詠んだのか。
(病気などで)死を覚悟して詠んだ句ではないそうです。
でも「春」「花」「死」「月」には、それらを貫く共通のイメージがひとつあるような気がします。
若返り [ちいさな悟り]
今日よりも若い日はない
肉体的にはそういうことになりますね。
そういう意味で若さはかけがえのないものではありますが、それが全てではないですね。
また若さだけを頼りにしているとその内に頼るものがなくなるということでもあります。
IQを無視して、精神年齢を若返らせることで、総体的に今日より明日をわかくすることはできると思います。
ある程度の齢になれば、「明日は今日より若くなろう」と思うくらいでいいんじゃないかな。
Resistance [ちいさな悟り]
免疫は身体が自然に作ってくれるけど、「耐性」は別物
色んなものに対する耐性を生み、育てていこうと思うことが大事。
そうしないとなかなか耐性は身に付かない。
寛容性と耐性は相通じるところがあるけど、人間力の源は「耐性」なんじゃないかと思う。