残心 [好きな言葉]
残心 － 相手を思いやる気持ち、寛容さ、宥恕
ここでいう”残心”とは、剣道や弓道などの武道でいうところの残心ではなく、日常における心遣いのことです。
ある国の親御さんたちは、自分の子どもを幼稚園に送り出す際、子どもがバスに乗ってドアが閉まった途端、くるっと身を翻してしまうそうです。
ドアが閉まると保護責任の所在が自分からバスの運転手や添乗員に移るからだそうです。
それは確かに合理的かもしれませんが、「残心がある」とは言えませんね。
子どもがこちらを見ていなくても、乗ったバスに向かってしばらく手を振り続ける。
そうした”残心”の振る舞いが、まだ日本にはあるように思います。 なくなってほしくないですね。
さらに”残心”は、日本人らしい”寛容さ”や”宥恕”の精神であるようにも思います。 私的な解釈ですが・・・
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